ガソリンスタンドなどで手軽に利用することのできる洗車機。
自宅での手洗い洗車は手間暇がかかってしまうため、効率よく利用することのできる洗車機は活用したくなるツールの1つです。
しかし、機械を用いて洗車を行うため、コーティングの施工を行った車には皮膜が剥がれてしまったり、ボディに傷がついてしまったり・・と、仕上がりに心配点も。
今回は、「コーティングをした車を洗車機にかけても良いか」について回答いたします。
コーティングが硬化した状態であればOK
結論から言うと、コーティングを施した車に洗車機を使っても問題はありません。
しかし、コーティング施工直後には注意が必要です。
コーティング皮膜が完全に硬化するまでは洗車機の使用は控えましょう。
洗車機を使うデメリットとは?
手軽で便利な洗車機ですが、手洗い洗車に比べていくつかデメリットがあります。
その1. 傷が入りやすくなる
洗車機での洗車は、手洗い洗車に比べてブラシの摩擦が大きく、ボディに付着したゴミや砂を巻き込んでしまうことで小さくて細かい傷が入りやすくなってしまいます。
その2. 光沢がなくなる
先述したように、洗車機を使用することで細かな傷が増えていきます。
この傷が増え、傷に汚れが入り込んでしまうことでコーティング皮膜の光沢が失われてしまう原因に。
その3. 汚れを吸収してしまうことも
洗車機での洗車には様々なコースが設定されています。
このコースで”ワックス”を含んだコースを選択した場合、コーティング皮膜に油分が付着してしまうため、コーティングの劣化スピードが早まってしまう恐れがあります。
洗車機を使用する際に気をつけることは?
傷や汚れがつきにくくなるだけではなく、水弾きもよくなるコーティングですが
洗車機を使用した後にしっかりと乾かさずに放置・走行してしまうと、さらに汚れが付着してしまう原因となります。
洗車を行った後は、しっかりとボディについた水分の拭き上げを行いましょう。
また、便利な洗車機ではありますが、頻繁に利用することで傷やコーティングの劣化スピードを早める原因となってしまいます。
時間にゆとりがあり、天候に恵まれている日は手洗い洗車がおすすめです。
まとめ
車にとって「洗車機の影響」よりも「洗車を行わない」ことが何よりのタブー。
頻度や注意点を守れば、洗車機もしっかりと車を綺麗に保つことが可能です。
洗車をせずにできてしまったウォータースポットは、磨き上げの工程でも綺麗に落とすことは難しくなってしまいます。
汚れを蓄積してしまう前に、手洗い洗車・洗車機を上手に活用しましょう。
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