今回は、コーティング専門店が磨きの工程を行う際のマスキングの方法についてご紹介します。
磨きは、コーティングの仕上がりをより良くするためにも重要な工程です。
DIYでコーティングを行う際、必要な箇所のみを磨けるようにするマスキングですが、貼る箇所が多くなかなかうまく出来なかった経験はありませんか?
今回は、初心者の方でもマスキングを上手に行えるコツを含めながら、詳しく紹介させていただきます。
マスキングをする理由と必要な道具は?
マスキングをする箇所は、磨き・コーティング・塗装を行う際に「手を加えたくない部分」です。
磨きの工程でのマスキングの役割は、コンパウンドを使用して車を磨くことで少なからず粉が出てしまいます。
その粉が隙間やエンジン部分に入り込んでしまうのを防ぐために、マスキングをしっかりと行なっていきます。
マスキングに必要な道具
マスキングには
・マスキングテープ
・マスカー(マスキングテープと養生シートが一緒になった便利な養生資材)
を使用していきます。
専門店で使用しているマスキングテープは、6mm 9mm 15mm 30mmと、用途に合わせて様々な種類があります。
プロによるマスキングの流れ
まずは、細めのマスキングテープを使用して隙間を埋めていきます。
バンパーとフェンダーの間のような細いところは、6mmのマスキングテープを使うと作業がしやすいです。
綺麗に仕上げるコツは、マスキングテープの真ん中に隙間が来るように。
カーブ部分は折り目をつけながら、少しずつ貼っていくと綺麗に仕上がります。
また、6mmでは物足りない時は、その上から9mmのマスキングテープを重ねることもおすすめです。
細いマスキングテープは粘着力が弱いため、上から幅の広いテープを重ねてあげると剥がれてしまう心配がなくなります。
また、ゴムパーツや深い溝などは大きめのマスキングテープで一気に隠していきましょう。
ガラスの境目などは、30mmのものを使うとマスキングしやすいです。
磨きの際に使用するバフの大きさによってもマスキングの範囲が変わるので、手元にバフがある場合は、大きさを比べながら仕上げていきましょう。
ゴムパーツのマスキングには注意!
しっかりと保護したいゴムパーツですが、古くなっているゴムパーツの場合、マスキングテープをそのまま貼ってしまうと剥がれや劣化につながる恐れがあります。
そのため、ゴムパーツにマスキングを行う場合は直接テープを貼らずに、間に新聞紙などのいらない紙を挟んでマスキングをすることが大切です。
少しでもそれぞれのパーツにダメージが少なくなるように、念入りにマスキングを行なっていきましょう。
マスキングを制するものが磨きを制する
今回は、磨き・塗装・コーティングの際に重要なマスキングについて紹介いたしました。
丁寧なマスキングは一手間・二手間とかかってしまいますが、細かい箇所まで丁寧に行うことで施工の仕上がりを良くすることが可能です。
DIYでのコーティングに自信がない場合は、専門店でプロに施工を任せることもおすすめです。
ガラスコーティングNOJでは、車に合わせたコーティングの施工や無料メンテナンスが用意されているので、車をより長く綺麗に保ちたい方はぜひお問い合わせください。
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